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内容説明
変化の激しい時代に旧来の価値観で政治が行われ、閉塞感が漂う日本。先進諸国で若い政治リーダーが台頭している中、なぜ日本だけ変われないのか? 「子どもや若者は未熟な存在」とみなし、政治参加はもちろん、社会への参画も認められず、「ブラック校則」などで徹底的に管理される現状を問い、若者が社会の一員として主体的に扱われる他国の実情や若者が参加できる成熟した民主主義を示す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
先進諸国で若い政治リーダーが台頭している中、なぜ日本だけ変われないのか?変化の激しい時代に旧来の価値観で政治が行われ、閉塞感が漂う日本の現状を問う1冊。他の先進国の被選挙権年齢がどんどん下がっていく中で、投票は期待されてもデモは期待されない日本の若者の政治参加の現状。ブラック校則や部活の強制参加、過度に競争的な教育システムを構築していった学習指導要領の改定があって、紹介される海外の事例と比べるとだいぶ窮屈な印象は持つものの、自由になれば解決するような単純なものでもなさそうで、少しずつ意識改革も必要ですね。2024/04/09