歌集 西暦三千年の雪

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  • サイズ 46判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863853058
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0092

目次

1(明るき無音;母にワルツを;梅の実 ほか)
2(月の鱗;紙風船;ラムのすね肉 ほか)
3(天空のこだま;秋のテーブル;風花 ほか)

著者等紹介

星野満寿子[ホシノマスコ]
1945年1月18日佐賀県生まれ。1983年白路入会。2017年9月白路退会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hakootoko

4
「目を閉じてみている光脳髄の蛍一匹なかなか死なぬ●さらさらと時はゆくなり真夜中に雪降らしめしものの手の中●野に忘れ来たりし鋏 円形の虹は断たれて野の果てに立つ●ふりつづく雨に打たれて紫陽花がためいきひとつつく夜あらん●帽子箱開けばぱぱんと真っ青な冬の晴天 かぶりて歩く●みかえれば森ざわざわと風生みて光のそとのうぐいすの声●花ふぶきを一身に浴び道祖神半ばは土に埋もれておりぬ●三叉路でいつも迷っているゆえに木になってしまった紅さるすべり●折紙の水鳥みずを進むことあらねど今日は飛び立つかまえ」解説・染野太朗2024/11/05

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