内容説明
大仏に恋した女性カメラマンが東日本の愛おしい大仏さまと、気になる「巨」なるものたちを、かたっぱしからご紹介。
目次
北海道・東北(札幌涅槃大仏;頭大仏 ほか)
北関東(高崎白衣大観音;日本一のだいこく様 ほか)
南関東(東京湾観音;薬師瑠璃光如来/百尺観音 ほか)
中部(弘法大師像;越後七浦観音 ほか)
著者等紹介
半田カメラ[ハンダカメラ]
雑誌やWeb等の撮影が本業の女性カメラマン。日本一大きな大仏、牛久大仏との出会いをきっかけに大仏の魅力にハマる。大仏写真家を名乗り日本中を巡りつづけ、300近い大仏さまを撮影。2016年に初の写真集、牛久大仏絶景写真集「牛久大仏はそこにいる。」を牛久大仏より発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HMax
34
大仏の定義、立像で4.8m以上、座像で2.4m以上。西日本もセットで予約しました、東日本だけ手元に。参拝したことがあるのは東京大仏と鎌倉大仏、見たことがある(見えた)のは牛久大仏。海を見る巨大観音様は幻想的。 お参りに行きたいベスト5、1位:釜石大観音、2位:仙台大観音、3位:招福大観音、4位:救世大観音、5位:上野大仏。おまけ:妙義山 中之嶽神社 日本一の大黒様。2020/07/19
mayumi
20
元々仏像は好きなのですが、たまたまTwitterで見かけた半田カメラさんの牛久大仏の写真が凄く綺麗で、手に取った一冊。東日本の大仏の写真が収められています。仙台大仏や高崎大仏は立ち姿が美しい。あと、大船観音って立像じゃなくて、胸像だったのか!初めて知った。私的に興味があるのは大谷観音。壁面に彫られた千手観音の荘厳さ。これは是非観たいです。あとは萬徳寺の釈迦涅槃仏。日本とは思えない景色。行ってみたいです!2020/03/21
うー(今年も遅くなります)
13
若い頃、旅先で出会っても「でかっ」という感想しかなかった巨大仏がこの写真集をみて うっとり。心が癒され、落ち着いた。2020/05/10
しょうゆ
6
巨大仏に畏れと強烈な魅力を感じて惹きつけられる自分にとっては、夢の一冊だった。どの写真も美しくも、強烈で、でもちょっと実物よりも優しく見えるのは写真家さんの腕なのだろう。でも、やっぱり巨大仏に出会った時のギョッとする力もしっかり伝わってくる。これは行って実物を絶対みたいなという大仏さま、観音さまがたくさんあった。ある意味、長生きしたい理由が見つかった笑。西日本版も早速かいました。大衆ウケするような本ではないかもしれないけど、この本を出版してくれて本当にありがとう2025/01/20
なつ
3
おそらく控えめな性格と思われる著者・半田カメラさんの大仏愛からくる情熱と気概に舌を巻く。 私は集合体恐怖症ゆえに大仏の螺髪が直視できないし、石仏も人面瘡のようで恐くて苦手だけれど、半田さんの慈愛に満ちた写真と解説のおかげで最後まで読み切れた。 波に乗り魚に乗り、ホタテに乗り亀に乗り、ときにはラベンダーの山に埋まり、大仏様も観音様も各地でお忙しい・・・。 袈裟丸山の寝釈迦のレプリカとして作られた、草木ドライブインの寝釈迦の本体との落差に笑ってしまった。草木の方は完全に昼寝モードののび太くんだと思う(笑)。2024/08/25