1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
81
何の提案かと思ったら「システム営業」のことらしい。最初はいまいち、ピンと来なかった。SE(システムエンジニア)の仕事が分かっていると、詠み人とより深い共感が、得られるかもしれない。業界外の人は「なれるSE」と一緒に読むと、「あ~そういうことか!」と分かりやすくなるかもしれない。2014/02/14
kaizen@名古屋de朝活読書会
36
#堀合昇平 #東海のうたびと #短歌 「お〜いお茶」のペットボトルに水滴はしたたるばかりしたたるばかり まだホットコーヒーがよく冴え返る駐車場から空を見上げて 梅雨明けをニュースは告げる墜ちぬため働くのだと何故言い切れぬ からっぽの水槽だろう冬ざれの街路にきえる回送バスは 川沿いの倉庫跡地は均(なら)されてまた建売の住宅が立つ したたかにすべてを洗い流しては去る夕立に浸す靴底2016/08/02
はち
8
新鋭短歌シリーズ第三弾。ここに来て仕事の悲喜こもごもを歌った作品が登場した。しかも名古屋と来ると情景が手に取るようにわかる。営業という仕事をしたことはないがその仕事の様子が垣間見えた。そしてたまに出てくる家族のことも。ありのままをありのまま詠むというのはとっても難しい。表現も凝ってて面白いし。全部□にしてルビ振った歌なんて真似できないわ。2013/06/10
あや
6
読者が渦潮に飲み込まれるかのような職場詠。私にはとても真似できないけど共感する歌多数。繰り返し読み返したい。2019/08/22
おーえ
4
IT×短歌 めちゃくちゃニッチ。 その分ど真ん中に刺さる。 偉くなったら部下全員に読ませる2020/09/29