出版社内容情報
シンメトリー、ドミナント、黄金比など、紙面構成を作る上で必要な構図の理論を魅力的な場面作例のメイキングを通して伝える。
キャラクター単体が描けても背景や背景との整合性、パースが描けなければ、絵として仕上げることはできない。本書では特に一枚絵における「構図」を学ぶ。シンメトリーや黄金比といった基本からはじまり、キャラクターを際立たせるためのアングル、レンズ、ライトなど世界観の演出を含めた構図の応用編まで取り上げている。さらに1人、複数人の構図なども取り上げており、トビラ絵や決めカットを描く際の参考として最適の一冊となる。
●第1章:構図の基本解説
●第3章:さまざまな作例の解説(10パターン前後)
●第4章:世界観を伝えるシーン作り
●第5章:構図を意識してキャラクターと背景をかき分ける。
●第6章:色を付ける。
【著者紹介】
岩元辰郎:株式会社カプコン、クローバースタジオ株式会社でのゲーム制作を経て現在フリーで活動しているイラストレーターです。東京造形大学卒。千葉県出身。1976年6月18日生まれ。◆制作に関わったゲーム◆・逆転シリーズ(カプコン)逆転裁判1 サブキャラクターデザイナー逆転裁判2逆転裁判3 メインキャラクターデザイナー逆転検事 メインキャラクターデザイナー・大神(クローバースタジオ)人物キャラクターモーション
内容説明
キャラクターは描けるのに魅力的な一枚絵にならない?そんな悩みは本書で解決。
目次
01 構図の基本(とにかく一枚イラストが苦手な人へ;絵に距離感を持たせるその1;絵に距離感を持たせるその2 簡単な遠近法 ほか)
02 作例メイキング(絵にインパクトを与える「逆三角形構図」;映画ポスター的表現が可能な「菱形構図」;あおり視点の「斜め構図」で迫力のある絵にする ほか)
03 着色テクニック(まずイメージとなるベースの色で塗りつぶす;影の色を調整していく;ディテールアップでイラストを仕上げる)
著者等紹介
岩元辰郎[イワモトタツロウ]
1976年6月18日生まれ。千葉県出身。東京造形大学卒。株式会社カプコン、クローバースタジオ株式会社でのゲーム制作を経て、現在フリーで活動しているイラストレーター
祥介[ショウスケ]
茨城県出身。東京コミュニケーションアート専門学校卒。在学中からイラストの仕事を受注する。現在は3DCG制作会社でデザイナーとして働く傍ら、フリーランスのイラストレーターとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。