内容説明
「聞こえないから、分かること」がある。当事者が自身の半生を追って綴る、ろう者の心理と盲ろう者が本当に必要としている手助けとは。
目次
第1章 ろうの子どもとして
第2章 聞こえる人の世界へ
第3章 就職・結婚
第4章 すまいる
第5章 盲ろう者の通訳として
第6章 ろう者のひとりごと
第7章 よりよいコミュニケーションのために
著者等紹介
石塚由美子[イシズカユミコ]
2歳でストマイの副作用により失聴。1999年1月、大阪の天王寺区にて視聴覚障害者の人権を守る会「すまいる」を立ち上げ事務所長に就任。同年12月名称を「視聴覚二重障害者福祉センターすまいる」と変更し、2001年にはNPO法人を取得。「特定非営利活動法人視聴覚二重障害者福祉センターすまいる」としてスタートをきる。同事業所は就労継続支援B型、同行援護、ホームヘルパー派遣事業とともに、2017年3月より、盲ろう者に特化したグループホーム「すまいるレジデンスfor the Deaf Blind」を開所し、盲ろう者の日中活動から生活の場までを提供している。社会福祉施設長認定講習課程修了。視覚障害生活訓練等指導者(歩行訓練)研修終了。居宅介護事業所、共同生活援助(グループホーム)管理者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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