出版社内容情報
本書は、創作活動を通して地形図読解力を高める教育実践と研究成果をまとめたものである。紙粘土模型や3Dプリンタで作成した地形模型などのアナログ教材と、地理情報システム(GIS)を活用したデジタル教材を組み合わせて、小学校から大学までの授業実践や教員研修での取り組みを紹介する。これらの実践には、地理学や社会科教育を中心とする多分野の研究者、教員、学生が参画しており、STEAM教育(Science・Technology・Engineering・Arts and Humanities・Mathematicsの統合的学習)の視点から、教科横断的な学びの可能性を示唆した。
【目次】
はじめに
第Ⅰ部 概念編 -社会科教育・地理教育とSTEAM教育-
第1章 平成29・30・31年改訂学習指導要領における地形学習の位置付け (濵野 清)
1.はじめに
2.社会科等における「技能」育成充実の要請
3.社会科等における「地形」に関する学習場面
4.「地形」学習の充実を図るために
5.おわりに
第2章 日本におけるSTEAM教育の動向と教科等の横断的な学習への導入 (?水 裕也)
1.はじめに
2.日本におけるSTEAM教育の導入経緯
3.教科等横断的な学習とSTEAM教育
4.おわりに
第3章 地形×創作:教授法イノベーションへのアプローチ (Vincent C H Tong,訳:小倉 拓郎)
1.地形:なぜこんなに地図はわかりにくいのか?
2.創作:STEAMを越境する立体地形模型
3.地形×創作:協働によるティーチング・イノベーションの推進
第Ⅱ部 教材開発編 -地理・地形学習のモチベーションをどう喚起させる?-
第1章 アナログ教材:紙粘土・色塗り・造形 (早川 裕弌)
1.概要
2.3Dデータの準備
3.地形模型の工作手順
第2章 アナログ教材:スチレンペーパー模型制作と地理情報 (田村 裕彦・早川 裕弌)
1.スチレンペーパーとは
2.スチレンペーパーを授業で扱うときの注意点
3.スチレンペーパー地形模型(準備編)
第3章 デジタル教材:GIS(地理情報システム)を用いた3次元表現 (山内 啓之)
1.はじめに
2.GISの基本概念と2次元・3次元表示
3.GIS教育と国内の展開
4.3次元表示のWebGISを活用した地形教育
5.おわりに
第Ⅲ部 授業実践編 -実際に授業でどう教材を活かす?-
第1章 小学校中学年社会科の事例
ダム開発と市のうつりかわり (笈田 太郎)
1.はじめに
2.単元の構成
3.授業の実際
4.成果と課題
■講評①…(佐藤 凌太)
■講評②…(山内 啓之)
第2章 小学校高学年総合的な学習の時間の事例
茶文化クリエイターになろう (古家 美和)
1.はじめに
2.STEAM単元について
3.授業の実際
4.成果と課題
5.おわりに
■講評①…(小林 勇介)
■講評②…(大西 美佐歩)
第3章 小学校高学年総合的な学習の時間の事例
地下文化遺産を用いた創造的な地域学習(小大連携授業) (田村 裕彦)
1.創造的な地域学習の着想
2.小大連携授業の概要
3.小大連携授業の計画(年間スケジュール)
4.
目次
第1部 概念編―社会科教育・地理教育とSTEAM教育(平成29・30・31年改訂学習指導要領における地形学習の位置付け;日本におけるSTEAM教育の動向と教科等の横断的な学習への導入;地形×創作:教授法イノベーションへのアプローチ)
第2部 教材開発編―地理・地形学習のモチベーションをどう喚起させる?(アナログ教材:紙粘土・色塗り・造形;アナログ教材:スチレンペーパー模型制作と地理情報;デジタル教材:GIS(地理情報システム)を用いた3次元表現)
第3部 授業実践編―実際に授業でどう教材を活かす?(小学校中学年社会科の事例 ダム開発と市のうつりかわり;小学校高学年総合的な学習の時間の事例 茶文化クリエイターになろう;小学校高学年総合的な学習の時間の事例 地下文化遺産を用いた創造的な地域学習(小大連携授業)
小学校高学年の事例 ドローンでミニチュア模型を作ろう)
著者等紹介
小倉拓郎[オグラタクロウ]
兵庫教育大学大学院学校教育研究科 准教授。(現 一橋大学大学院社会学研究科 講師)。1991(平成3)年福井市生まれ。東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻博士課程修了。博士(環境学)。専門は自然地理学・地形学・地理教育。北海道大学地球環境科学研究院 博士研究員、筑波大学生命環境系 助教、兵庫教育大学大学院学校教育研究科 講師、准教授を経て、2026年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



