出版社内容情報
本書は『教員の職場適応・職能形成 ─教員縦断調査の分析とフィードバック』(2021年,ジアース教育新社)の研究プロジェクトのメンバーが,その後も継続的に調査を実施し,その一連の研究成果をまとめたものである。
複数地域において教員を対象とするパネルデータの収集を継続し,そこで蓄積されたデータを分析することで,教員の職場・職業への適応や能力形成を通じたキャリア発達について,より総合的で実践的示唆のある分析結果を提示する。
【目次】
序章 研究の概要と背景 (川上 泰彦)
第1節 研究関心 ─教員供給構造の変化
第2節 職場(学校)への適応・定着
第3節 本書の構成 ─二層・三レベルを想定した職場適応・職能形成
第4節 パネルデータの収集と分析
第1章 教員構成の変動と職場適応に及ぼす影響に関する考察 (橋野 晶寛)
第1節 問題の所在
第2節 先行研究
第3節 方法
第4節 分析
第5節 考察
補論:非時変的変数の係数推定値についてのシミュレーション
第2章 特別支援学校初任期教員のバーンアウト促進/抑制要因の分析 ─パネルデータを用いて (梅澤 希恵)
第1節 問題の所在と目的
第2節 先行研究
第3節 データと使用変数
第4節 分析
第5節 考察と今後の課題
第3章 プロアクティブ行動が教員の働き方の変容に及ぼす影響 (神林 寿幸)
第1節 課題設定
第2節 分析方法
第3節 分析結果
第4節 考察と課題
第4章 教員のSOC(首尾一貫感覚)の実態及び変化とその影響 (網谷 綾香・神林 寿幸)
第1節 研究の背景と目的
第2節 単年度データからみたSOCの実態及び関連要因
第3節 パネルデータでみたSOCの変化の様相
第4節 パネルデータを用いた教員のSOCの変化が健康生成に及ぼす影響の分析
第5章 「相談できる関係」が教員の自己効力感に与える影響
─6ヶ年パネルデータの分析から (前田 麦穂)
第1節 はじめに
第2節 先行研究の検討
第3節 使用するデータと変数
第4節 分析
第5節 結論
第6章 職場環境・管理職のリーダーシップが適応・職能形成に与える影響 (川上 泰彦・波多江 俊介・網谷 綾香)
第1節 関心・先行研究
第2節 使用データ・使用変数・分析方法
第3節 分析結果
第4節 考察
第7章 職能形成過程における職位・主要補職の機能と課題 (波多江 俊介)
第1節 本章の課題設定
第2節 職位における男女比の逆転はいつ生じるのか
第3節 主要補職における男女差はあるのか
第4節 本章のまとめと課題
終章 まとめと今後の課題 (川上 泰彦)
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