出版社内容情報
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内容説明
信託は生きているときからその効果が現れる。「こんなことも信託というんだ」、「こんな信託の使い方もあるんだ」ということが実はたくさんある。本書では、誰でも必要となりうる家族信託について、活用例を織り込んで解説。
目次
第1章 財産管理・承継の現状
第2章 これだけは知っておきたい「信託」のこと
第3章 信託設計
第4章 認知症対策に家族信託を使う
第5章 相続対策に家族信託を使う
第6章 事業承継に家族信託を使う
第7章 不動産管理に家族信託を使う
著者等紹介
倉敷昭久[クラシキアキヒサ]
1959年鳥取県米子市生まれ。行政書士法人ORCA代表行政書士。神奈川大学経済学部貿易学科卒業。米子市役所臨時職員、旅行代理店等を経て、2003年に43歳で行政書士試験に合格。同年、米子市に行政書士倉敷昭久事務所(個人事務所)を開設し、相続専門事務所として業務を開始する。2010年に行政書士法人倉敷昭久事務所を設立し、2022年に行政書士法人ORCAに名称変更(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takahide✈Yokohama
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分かりやすく良くまとまっています。でも行政書士等への仕事の依頼を意図するためか解決策を開示していないことも。例えば「キャッシュカードは本人以外の者が使うことは出来ない」ことは簡単に作れる代理人カードで対応できる等。それに家族信託にしても後見人(と後見監督人)が必要となってしまったら結局司法書士等に毎月かなりの費用を支払う必要が生じてしまう点についてもその対策も書いてない。家族が信頼できるなら生前贈与が費用や税金を考えると良いのかな?何れにしても親に判断能力がある間に対策を済ませておく必要がありますね。2023/01/01