内容説明
本書は、夢を抱いては失敗し続け、学歴コンプレックスを抱えてしまった筆者が、大人になり11年半かけて、慶應義塾大学通信教育課程を卒業し、コンプレックスを払拭し自尊心を取り戻して行くまでの奮闘記。
目次
第1章 学歴コンプレックス地獄から抜け出せない
第2章 そうだ、慶應行こう!
第3章 慶應通信という「知の大海原」で
第4章 慶應通信、なんとしても卒業してみせる!
第5章 最後の大きな山 卒業論文
第6章 日本最強の同窓会組織「三田会」
著者等紹介
鶴見優子[ツルミユウコ]
キャラクターデザイナー、イラストレーター。1972年東京都大田区生まれ、実践女子大学文学部美学美術史学科卒、慶應義塾大学文学部(通信教育課程)卒。人間関係学士。フランス、パリのソルボンヌ大学文明講座受講、モンパルナスのアカデミー・ド・ラ・グランド・ショーミエール美術学校でクロッキーデッサンを学ぶ傍ら、『地球の歩き方(パリ)』の現地取材記者としてパリ中を駆け回る。大手進学塾勤務時代は同社のイメージキャラクターを30体以上作成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
23
オトナの私が慶應通信で学んでわかった、自分を尊ぶ生き方。鶴見優子先生の著書。学歴コンプレックスに悩んでいた鶴見優子先生が、有名一流大学の慶應義塾大学通信教育課程で学び、難関を突破して見事に慶應義塾大学通信教育課程を卒業された経験をまとめた一冊。素晴らしい学歴を得たことと同時に学歴コンプレックスを克服して自尊心を取り戻した成功体験や高学歴を高飛車に自慢したりするのではなく、学ぶことの素晴らしさを真摯に伝えようとされている鶴見優子先生の姿勢に心を打たれました。 2020/09/26
ひびきパパ
2
⭐️⭐️⭐️⭐️2023/01/15
G.KIM
1
一気に読めた。僕も受験で痛い思いをして、相当引きずったし、今でも事あるごとにあの痛みがよみがえる事がある。こうやって向き合う方法もあるのだと、勉強になった。2020/01/14
かい
0
著者の鶴見さんが学歴コンプレックスから慶應通信に入学、苦労を重ねながら人として成長し、卒業するお話。読んでいて勇気をもらえましたし、卒業試験のあたりでは感動して涙ぐんでしまいました。 わたしは今年から通信制の短大に通っており、卒業後の進路として慶應通信特別課程での入学を一つの選択肢として考えていたことから本書に興味を持ちました。読みながら「わたしも慶應通信で学んでみたい、卒業したい」と強く思うようになっていました。 まずは短大を無事卒業することが第一ですが、将来慶應生として学べるよう、努力したいです。2021/06/27