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内容説明
倒産・破産を従業員などへ告知し、裁判所へ提出する書類を作成して、破産手続の開始決定を受けるまでの約2週間、何に怯え、どんな修羅場になるのか、夜は眠れるのか、どのような生活になるのかなどは、当事者じゃないとわからない。本書は、倒産・自己破産を決意すると起こる様々な事柄を、実例でできるだけわかりやすく解説。
目次
第1章 水道屋は下請業
第2章 経営者は会社の連帯保証人
第3章 弁護士は敵か、味方か
第4章 会社倒産、そのとき現場では…
第5章 破産開始決定
第6章 葬儀屋への再就職
第7章 クレジットカードは一生持てない?
著者等紹介
酒井隆[サカイタカシ]
1960年代後半、茨城県生まれ。1989年4月、東京の大手私鉄系不動産子会社の住宅会社へ入社。5年後、茨城の実家稼業である水道屋を継ぐ。2004年7月、水戸地方裁判所に会社および代表者自身の破産を申し立て、同月、破産開始の決定を受ける。同年9月、わけあって水道屋ではなく葬儀屋へ就職。数回の裁判所での債権者集会を経て免責となり、役所が発行する身分証明書から破産者の3文字が消える。その後12年間、クレジットカードやローンでの支払ができない生活を送り、2016年8月、様々なアドバイスを受け、ようやく1枚のクレジットカードが発行され、これで本当の倒産・破産の終結を迎え、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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