内容説明
2008年6月8日に発生した秋葉原通り魔連続殺傷事件でホコ天は完全凍結。2011年1月23日、秋葉原の歩行者天国が復活した。2011年3月11日、東日本大震災の発生で、ぼんやりと享受していた希望や感動は陳腐化した。こんな時代に秋葉原、こんな時代だからこそ秋葉原。アキバへの恋・思い・願いを熱く語る。
目次
はじめに リアルを生き抜く秋葉原サブカル魂は、時代に通用するのか
第1章 「祝!アキバのホコ天復活」―世界のアキバの真意とは(永久凍結といわれた歩行者天国が奇跡の再開;地元商工会の英断;ただの復活ではない大きな社会的意義;絶滅危惧種の野生のコスプレイヤー?;歩行者監獄・歩行者地獄?)
第2章 「こんなアキバで大丈夫か」―問題ない!(誰にも語り尽くせぬ秋葉原の特異な魅力;深層化し分岐したサブカルはバベルの塔になるのか;俺たちの合言葉;ここがヘンだよ秋葉原)
第3章 「愛・おぼえていますか、愛を取り戻せ」―サブカルへの真摯さ(世界のアキバが名実ともに世界のアキバになるために;奇跡を起こせ、アキバパレード!;東京都青少年健全育成条例問題と自由っていったいなんだんだい;心と身体のシンクロ作戦;夢を叶える希望の街)
第4章 「こんな時代に秋葉原が通用するのか」―がんばろうクールジャパン(アニメじゃない、リアルを超えろ秋葉原;こんな時代だからこそ秋葉原は通用する;これが本書の目的である)
著者等紹介
ウェルダン穂積[ウェルダンホズミ]
本名:穂積義央。1978年11月千葉県船橋市生まれ。市立船橋高等学校卒。小さな頃から人を笑わせるのが好きだったのと目立ちたがりが高じて高校卒業後、お笑い芸人の道に進む。コンビ名「ウェルダン」で都内でライブ活動。ストリートミュージシャンやコスプレパフォーマーとして独特の表現で活動家としても声をあげ「アキバの赤い彗星」と呼ばれるようになる。「理解されない若者」と「街をつくる大人たち」との相互理解の架け橋となるべく歩行者天国でコスプレをして掃除をするなどの活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
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