内容説明
本書は、５０年間にわたって付き合ってきた筆者が霊場高野山の生きものたち（特に植物を中心）について、空海などの伝説や寺院とのかかわりなどともに紹介します。
目次
１ 世界遺産登録の霊場高野山の世界（高野山の地勢・気温・降水量；植物や動物の学名・和名・方言名・別称など ほか）
２ 仏教行事や密教行法などに使われる植物（高野山や仏教と縁の深い植物；弘法大師伝説話のある草や木 ほか）
３ 食材・薬・染色に使われる山草木（新芽や若葉が山菜料理・精進料理などの食材となる自生植物；根や根茎が食材となる山草木 ほか）
４ 高野山を彩る植物・動物（美しい花・特徴のある花をつける植物；カズラ・ツルという名をもつ植物 ほか）
著者等紹介
亀岡弘昭［カメオカコウショウ］
愛媛県生まれ。１９５９年・香川大学学芸学部卒業、同年４月に高野山学園・高野山高等学校の理科担当教諭となる。１３年間の教頭職を経て、１９８７年、校長に任命され、３期１２年の任期満了により１９９９年３月に退任。現在は、高野山真言宗惣福寺の住職としての寺務のかたわら、植物に関するコラムを書いたり、ラジオで紹介したり、高野山に落葉広葉樹の森林をつくる活動にも参加している。高野山大学山岳部ＯＢ会特別会員、高野山ロータリークラブ会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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- 和書
- 我思古人 講談社文芸文庫
