内容説明
本書は、産業廃棄物の処理・リサイクルで最低限行わなければならない事項は何か、処理体制はどうつくればいいか、処理委託の方法はどうするかなど、基本的なルールと実務ポイントをまとめました。産業廃棄物の処理では、処理委託業者の選び方が重要なポイントになりますから、収集運搬業者、中間処理業者、最終処分業者を選ぶ判断基準についても解説しています。また、処理業務で重要なルールでもあるマニフェストについても、実際の業務に役立つ視点から解説しています。疑問や悩みに対する答をＱ＆Ａ形式でわかりやすく解説。
目次
１ 産廃物処理ってどういうこと
２ 産廃物処理のしくみは
３ 産廃物排出企業のリスクと対応は
４ 産廃物排出の現状を的確に把握するポイントは
５ 産廃物の収集・運搬・処理実務のポイントは
６ 産廃物処理を管理するマニフェストの実務は
７ 効率的な処理体制を構築するポイントは
８ 適正な委託業者を選ぶための実務ポイントは
９ 環境経営の視点で進めるべき産廃物処理は
著者等紹介
小川隆之［オガワタカユキ］
１９６５年神奈川県生まれ。バーゼル法の対象となる特定有害廃棄物の輸出入業務に早くから携わる。また、企業のリデュース、リユース、リサイクルの環境コンサルティングに従事する。廃棄物の有価物化、リサイクル率の向上、委託先選定基準の制定などについての業務を中心に行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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