内容説明
長きにわたる太平の世が終わりを告げた幕末期に仙台藩の存続をかけて奔走した武士がいた。西洋砲術を修め藩の兵制改革を進めた真田喜平太は、父祖伝来の「六文銭」の隊旗を掲げ、敗色濃厚となっていた戊辰戦争に臨んだ―。激動の変革期たる幕末を生きた戦国武将・真田幸村の子孫真田喜平太の生涯。
目次
生い立ちと真田家
藩公に近侍
西洋砲術伝習
国政混乱
藩主上洛
大乱切迫
郡県制建言
奥羽鎮撫使
奥羽越列藩同盟
維新以後
著者等紹介
小西幸雄[コニシユキオ]
歴史研究家、仙台郷土研究会会員。1948年宮城県白石市生まれ。1970年東北学院大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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