内容説明
黒田二十四騎伝記の決定版!!甲胄50点・刀剣類25点のほか図版245点収録。
目次
第1章 黒田家の歴史と家臣
第2章 黒田美濃守職隆
第3章 黒田官兵衛孝高
第4章 黒田筑前守長政
第5章 黒田家軍装拾遺
第6章 黒田二十四騎とは
第7章 黒田二十四騎伝
第8章 黒田孝高(官兵衛)・長政合戦総覧
著者等紹介
本山一城[モトヤマカズキ]
1956年生まれ。祖父は民俗学・金石学の大家本山桂川。母方の先祖は明治三大農哲林遠里。遠里は福岡藩家老林家の末葉で、黒田官兵衛と竹中半兵衛の血を引く特異な家系。その関係で黒田家と竹中家の歴史を研究。武蔵野美術短期大学中退後に漫画家となる。中国1‐東方美術学院名誉講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Die-Go
39
本屋を巡っていてたまたま発見。戦国時代の抜群の軍師、黒田官兵衛。その官兵衛と息子の黒田長政に仕えた家臣団の中でも高名を挙げた二十四人の騎士達を詳細に解説。先祖がこの中に含まれているので、とても興味深く読めた。決定版だろう。★★★★☆2020/11/30
なつきネコ
5
これを読むと軍師官兵衛が物足りないのがわかる。57度負け知らずの中に朝鮮出兵の多くの戦いは余計に表現できないな。母里多兵衛や、後藤又兵衛のような猛者の上に立つ黒田親子の力量を思い知った。この著者の甲冑の事を知っている。当世具足の登場を大阪の陣の頃だと言う辺りに好感がもてる。合子形兜と長谷観音の説話の鉢かづきのイメージではないかというのは納得がいく。さらに南蛮兜の他に家康から、胴が送られていたことは始めて知った。水牛兜は別物説は納得。黒田家との婚姻家に水牛兜は贈答用に使われていたの示唆は面白い。2019/07/14
BIN
3
黒田二十四騎を知りたくて本書を読んだ。黒田官兵衛、長政の項は簡単な経歴と主に武具等が書かれている。黒田二十四騎は各人について先祖から書かれてます。二十四騎のうち、3人は黒田官兵衛の異母弟だったり、母里太兵衛の弟が野村祐勝と意外と兄弟が多くてびっくり。黒田官兵衛もの読んでても弟が一切出て来た記憶がないんですよねえ。母里太兵衛も生涯無傷だったとのこと。意外なところで平塚為広が登場したし、読みやすく面白いものでした。2020/07/12
ohmi_jin
2
黒田二十四騎が本で取り上げられることはほとんどないと思うので貴重。そんなことよりも著者の代表作が「スーパーマリオ」。2021/04/02