内容説明
1945年8月6日その日ヒロシマは壊滅した―無のなかから、建築家たちはいかに再生を目指したのか。戦後の日本そのものが辿った語り尽くせない足跡を追う。
目次
第1章 被爆直後広島の復興建築と建築家
第2章 地元設計事務所の誕生―暁設計事務所
第3章 建築家大旗正二
第4章 建築家河内義就
第5章 広島の戦災復興都市計画と丹下健三
第6章 原爆傷害調査委員会(ABCC)米国人独身寮の建築と前川国男
第7章 広島平和記念聖堂のコンペと建築家
第8章 昭和二九年日本におけるワルター・グロピウスの一連の演説
資料編 戦災復興と市民生活―ヤミ市の形成
著者等紹介
李明[リミン]
1964年12月中国生まれ。天津大学建築学部、清華大学大学院建築学専攻にて健築学を勉強。延辺建築設計研究院、現代建築設計研究院技術院長兼統括建築士として10年間建築設計実務に従事。高級建築師。1997年来日し、2001年2月工学博士(広島大学)号を取得。同年5月より広島国際大学に就任、現在広島国際大学工学部准教授。専攻は建築意匠・建築計画
石丸紀興[イシマルノリオキ]
1940年12月9日中国東北部(旧満州)生まれ。都市計画・建築計画/工学博士(東京大学)。一級建築士。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了。1966年広島大学工学部建築学科に就任し、助手、助教授、教授を歴任。2003年から2011年まで広島国際大学建築学科教授。現在、(株)広島諸事・地域再生研究所代表・研究員。2003年中国文化賞受賞、2006年日本都市計画学会功績賞受賞、2007年日本建築学会賞(論文)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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