感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古古古古古米そっくりおじさん・寺
42
龍馬物語の悲劇的人物の伝記。珍しいものである。読めばわかるが時代背景の説明が多く、長次郎の伝記部分は割と少ない。龍馬の子分の様に言われるが、当時龍馬や中岡と並び称される土佐浪士の代表的人物だった事(田中光顕書簡)や、伊藤博文が明治になって彼の死を大変惜しんだ談話を遺した事(『伊藤公直話』参照)等が書かれていない。肝心の部分は小説調で想像されている。資料の少なさもあるが、残念な事である。2013/07/22
lop
2
うーん。。。資料が少ないからなのか長次郎以外の内容も多かった。長次郎の話にしても目新しい部分はどうでもいい内容でさほど多くもなく、龍馬伝見てればいいかな程度でした。残念!2016/10/30
mimi
2
饅頭屋長次郎の生涯を示した本。生誕から密航失敗、小曽根邸別邸での割腹自殺まで。孤独と言われる彼にも家族がありあたたかい時間を過ごしたことが救いであった。2010/10/07
Mr.deep
1
一次史料をふんだんに用いて饅頭屋長次郎こと近藤昶次郎の事績を丁寧に復元した力作。ただあまりの資料と事跡の乏しさに中盤がほとんど勝海舟&坂本龍馬伝になってるのが涙を誘います2023/04/30