出版社内容情報
ますます多様化・複雑化する環境の中で、子どもたちのより良い保育のあり方を思考し、模索するヒントを随所に織り込んでいる。
第1章 保育内容「環境」の意義
第1節 人間にとって「環境」とは
第2節 領域「環境」の特徴
第3節 領域「環境」の保育
第2章 領域「環境」の概要
第1節 幼稚園教育要領及び保育所保育指針の改訂(定)
1 幼稚園教育要領の改訂の経緯とポイント
2 保育所保育指針の改定の経緯とポイント
3 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」と環境との関連
第2節 環境の内容と内容の取扱い
1 保育内容と領域
2 「環境」のねらい及び内容
3 内容と内容の取り扱い
第3章 「環境」をより良く理解するために― 各学問の知見から
第1節 自然環境について
1 自然と文化文明
2 自然と人間
第2節 人的環境について
子どもの成長発達と人的環境
第3節 非認知能力を育む環境
1 非認知能力について
2 非認知能力を育て伸ばす環境
第4章 子どもの発達と環境
第1節 子どもの発達の特徴
環境の大切さと発達の順序性
第2節 乳児期の発達と環境との関わり
乳児期の特徴
第3節 1歳以上3歳未満児の発達と環境
1 1歳児の特徴
2 2歳児の特徴
第4節 3歳以上児の発達と環境
1 3歳児の特徴
2 4歳児の特徴
3 5歳児の特徴
第5章 子どもと環境との関わり
第1節 「子ども」の視点から考える保育の環境
第2節 生活の主体者としての子どもと環境
1 子どもの生活と3つの間
2 遊びの連続性と環境
第3節 子どもの学びを深める保育環境
1 子どもの環境と学び―物的環境・人的環境
2 子どもと創り上げていく保育の環境
第6章 自然に親しむ?生命の尊さ
第1節 自然とは
1 自然について考える
2 自然に親しむ効果
3 乳幼児期における自然の役割
4 保育所や幼稚園、認定こども園においての自然の考え方
5 ビオトープのすすめ
6 外来種について
第2節 命の尊さについて
1 園における飼育活動
2 園における栽培活動
第3節 生命とは
第7章 数量や文字などへの興味
第1節 乳幼児にとっての数量・図形・標識や文字
第2節 保育実践における数量認識の指導
第3節 保育実践における文字認識の指導
第4節 数量や文字認識を促す教材について
第5節 教育要領、保育指針等における数や文字などの位置づけ
第8章 生活と関係する行事・文化
第1節 生活と関係する行事
園に関わる行事について
第2節 生活と関係する文化
1 園に関わる文化について
第9章 子どもを取り巻く情報機器
第1節 子どもをとりまく情報機器にはどのようなものがあるのか
第2節 現代の子どもが直面している環境
1 通信速度の向上
2 双方向で通信環境
3 すべての人が発信元となる可能性
第3節 保育者として、どのような点を留意して情報機器と向き合うべきか
第4節 保育方法として、どのように情報機器を活用するべきか
1 子どもへの情報機器の導入
2 ソフトウエアの有効利用
第5章 今後の情報機器の発展と対応について
第10章 指導計画と評価―「環境」の視点から
第1節 幼児期の教育と指導計画
1 環境を通して行う教育
2 指導計画はなぜ必要か
第2節 全体的な計画と指導計画
1 全体的な計画(保育・幼児教育の課程)
2 長期の指導計画と短期の指導計画
第3節 計画―実践?評価の実際
1 計画
2 実践
3 評価
4 保育の質向上のためのPDCAサイクル
第11章 0?2歳児の保育と環境
第1節 道具
1 日常生活と道具
2 遊びと道具
第2節 遊具
1 遊具
2 園庭の遊具
第3節 自然環境
1 自然と遊び
2 五感を養うこと
第4節 地域との接点
1 子育て支援と地域社会
2 「まち保育」という概念
第12章 3?6歳児の保育と環境
第1節 3?6歳児の発育と興味・関心
1 言葉の発達
2 遊びへの興味・関心と発展
第2節 体験学習の循環過程から見る保育実践
1 体験学習とは
2 体験学習的環境保育(田んぼのカエル)
第3節 探究心をもつための保育方法
1 概念形成
2 具体的な保育方法(葉っぱの概念)
第13章 小学校との連携
第1節 連携の必要性
1 連携と接続
2 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿から見た連携・接続
第2節 接続期のカリキュラム
1 小学校のスタートカリキュラム
2 生活科を通した幼児教育との連携・接続
3 円滑に連携・接続をするためには
第14章 特別な支援を必要とする子どもと領域「環境」
第1節 多様化の社会の中で
第2節 保育における「特別な支援を要する子ども」とは
第3節 特別な支援が必要な子どもと「環境」
1 障害がある子どもとは
2 障害がある子どもへの日常生活における具体的な配慮
3 行事など特別な環境における配慮
第15章 現代社会に内包する環境問題
第1節 環境問題
第2節 複雑化する人間関係
第3節 IT?情報化社会
第4節 未来に向かう保育
1 日本人の自然の捉え方
2 自然法則を育自し予想する力を持つ
3 保育内容に自然体験を活用
谷田貝 公昭[ヤタガイ マサアキ]
監修
大沢 裕[オオサワヒロシ]
著・文・その他/編集
野末 晃秀[ノズエアキヒデ]
著・文・その他/編集
目次
保育内容「環境」の意義
領域「環境」の概要
「環境」をより良く理解するために―各学問の知見から
子どもの発達と環境
子どもと環境との関わり
自然に親しむ―生命の尊さ
数量や文字などへの興味
生活と関係する行事・文化
子どもを取り巻く情報機器
指導計画と評価―「環境」の視点から
0~2歳児の保育と環境
3~6歳児の保育と環境
小学校との連携
特別な支援を必要とする子どもと領域「環境」
現代社会に内包する環境問題
著者等紹介
谷田貝公昭[ヤタガイマサアキ]
目白大学名誉教授。著書多数
大沢裕[オオサワヒロシ]
松蔭大学コミュニケーション文化学部教授。著書多数
野末晃秀[ノズエアキヒデ]
松蔭大学コミュニケーション文化学部非常勤講師。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。