出版社内容情報
箸や鉛筆を使えない子どもが、ますます増えています。「危ないから」とナイフ・包丁・ハサミ等を持たせない親も、増えています。「手」の発達は「脳」の発達にも深く影響することを永年にわたって訴えてきた著者が、《不器用な子》の実態を挙げ、危機にある子どもの生活技術に警鐘を鳴らし、《器用さ復活》の方法を示します。不器用な大人も必読の1 冊。
第1部 なぜ《手先の器用さ》か
第2部 《手先の器用さ》の実態
箸をきちんと持って使えない/鉛筆を正しく持って使えない/鉛筆が削れない/ノコギリが使えない/くぎを打てない/雑巾がしぼれない/生卵を割れない/かた結びができない/花結び(蝶結び・リボン結び)ができない/ボタンをとめられない/ハサミが使えない/針に糸が通せない/顔を洗えない/食器を並べられない/ライター、マッチが使えない/包丁を使えない/缶切を使えない/掃除(掃く・拭く)ができない/
安全ピンが使えない/折り紙が折れない……など
第3部 《不器用さ》周辺の問題
手と脳の関係/モデルになれない親・大人/基本的生活習慣/
遊び/直接体験/仕事・手伝い・家事/安全教育/生活科/不便の効用……など
谷田貝公昭[ヤタガイマサアキ]
著・文・その他/編集
内容説明
“手抜き文化”は、“手抜きしつけ”がつくりだす!「箸が使えない」「ハサミが使えない」「顔を洗えない」「雑巾がしぼれない」子どもが激増。イラストで実態を紹介し、大人が教えるべきポイントを解説。
目次
第1部 なぜ“手先の器用さ”か
第2部 “手先の器用さ”の実態(箸をきちんと持って使えない;鉛筆を正しく持って使えない;鉛筆が削れない;ノコギリが使えない ほか)
第3部 “不器用さ”周辺の諸問題(手と脳;モデルになれない親・大人;基本的生活習慣;遊び ほか)
著者等紹介
谷田貝公昭[ヤタガイマサアキ]
目白大学名誉教授、NPO法人・子どもの生活科学研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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じょんたん
septiembre
かになお