出版社内容情報
《口をきかない》《よく物を失くす》《言葉が遅い》《よい子過ぎる》《自分だけの遊びにこだわる》等々、“問題”のある児童への声の掛け方、保護者との接し方を、ベテランカウンセラーが丁寧に解説。カウンセリングの意味と効果についてやさしく学びながら、問題解決への道筋を照らす、保育カウンセリングの決定版です。大切なのは、《同情》でなく《共感》!
▽第1部 保育の場の子どもの姿をどう理解し、どうかかわるか
第1章 保育の場のいろいろな子どもの姿
※“問題”のある児童の実例とともに、かかわり方の第一歩を学ぶ。
第2章 性格の特徴をどう理解し、どう活かすか
※「しか、できない」から「なら、できる」への視点転換、観察の大切さ。
第3章 カウンセリングの考え方による子どもへの対応
※「子どもの気持ちを最大限に尊重し共感する」そして「待つ」ことの意味。
第4章 特に配慮が必要な子の事例
※「二人遊びに留まる子」「口をきかない子」など実例の分析と追跡、解決法。
▽第2部 保護者の姿をどう受け止め、どうかかわるか
第5章 いろいろな保護者の姿
※保護者との関係の持ち方、家庭への配慮など、総合的に理解。
第6章 個性理解の枠組みとカウンセリング
※さまざまな性格を紹介し、深く、広く、学び方を伝授。
第7章 人間中心カウンセリングの理論
※今も有効な、カウンセリングの先駆者ロジャーズの考え方のエッセンス。
第8章 保育カウンセリング
※昔のカウンセリングとの違いに見る、現代カウンセリングの必須事項とは。
第9章 保育カウンセリングの進め方
※具体的な声掛けの仕方、「役割」の設定、聞き方、進め方。
第10章 保育カウンセリングにおける基本的技法
※豊富な実例に沿った、応答技法、ラポート(信頼関係)の築き方。
第11章 保育カウンセリングの一歩進んだ技法
※保護者自身に、いかに「気づかせるか」、そのポイント。
第12章 積極的援助のカウンセリング
※「自己理解」が進んだ保護者に伝えたい、次のステップ。
福島 脩美[フクシマオサミ]
著・文・その他
内容説明
大切なのは、“同情”でなく“共感”です。「“問題”のある子どもに、保護者に、どう寄り添うか」―ベテランカウンセラーが、実例を挙げて解決への道筋を照らす、保育カウンセリングの決定版!
目次
第1部 保育の場の子どもの姿をどう理解し、どうかかわるか(保育の場のいろいろな子どもの姿;性格の特徴をどう理解し、どう活かすか;カウンセリングの考え方による子どもへの対応;特に配慮が必要な子の事例)
第2部 保護者の姿をどう受けとめ、どうかかわるか(いろいろな保護者の姿;個性理解の枠組みとカウンセリング;人間中心カウンセリングの理論;保育カウンセリング;保育カウンセリングの進め方;保育カウンセリングにおける基本的技法;保育カウンセリングの一歩進んだ技法;積極的援助のカウンセリング)
著者等紹介
福島脩美[フクシマオサミ]
博士(心理学)、1937年生まれ。東京学芸大学名誉教授、目白大学名誉教授。日本認知・行動療法学会名誉会員、日本カウンセリング学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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