内容説明
鉄、ガラス、木を用い、素材本来の美しさを引き出す造形家・松岡信夫。生活に彩りを与える花器、暖炉、カウンター、手摺、椅子、照明器具…。松岡信夫がつくり出す作品の魅力を余すところなく伝える。
目次
古墳の丘に建つ土塊 我孫子の家
共にものづくりの思いを育てる場 ルシオール
対談：１／物の質感と暮らしのデザイン 石井祐樹×松岡信夫
生活を彩る装具展
素材本来の美しさを引き出す 工房アインズ
対談：２／生活のなかのロートアイアン 高橋修一×松岡信夫
四季の彩りを楽しむ 宍戸邸
自然となじむ個性的なロートアイアン 野中邸
景色を美しく引き立てる門扉 尾崎邸
花と花器で和モダンをプロジュースする 花ほうろ〔ほか〕
著者等紹介
松岡信夫［マツオカノブオ］
１９４０年京都府生まれ。京都市立美術大学（現・京都市立芸術大学）卒業。純粋な芸術表現と日常用具との橋渡しとして自分を位置付け、協働制作者や使い手と一緒に、現代の暮らしのなかから新しい生活の装具を生み出すスタイルを構築。鉄を中心に、木やガラス、紙などの素材を駆使して、暮らしにかかわるさまざまな物をつくり続けている。その作風はヨーロッパのロートアイアンとは全く異なり、松岡テイストとしか呼べない独特な魅力を持つ。日常生活に彩りを与える作品群は、多くのファンを魅了し続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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