出版社内容情報
伊能忠敬は現代のGPSもなかった時代に、徒歩と測量器具だけで当時最高の精度を誇る日本地図を作ったことで知られています。本書は、伊能忠敬の偉業を、歴史的背景から紐解き、その驚異的な測量技術や地図の精度、測量ルート、測量コストなど、どのようにして正確な地図を作ることができたのか、その秘密を解き明かします。
内容説明
伊能忠敬の功績と測量技術を徹底解剖!現代のGPSもなかった時代に、徒歩と測量器具だけで当時最高の精度を誇る日本地図を作った伊能忠敬の偉業を、歴史的背景から紐解き、どのようにして正確な地図を作ることができたのか、その秘密を解き明かします。
目次
1 なぜ、日本地図が必要だったのか?
2 礎を築く伊能忠敬
3 測量の器具と技術
4 日本全国測量
5 地図の精度
6 測量のコストと経済状況
7 現代に活かされる地図作成
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い。量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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