出版社内容情報
古代文明の時代から黄金に輝く「金」は美しくて、酸化も腐食もしない貴重な金属として重宝され、経済、歴史、科学、芸術分野で活用されてきました。そんな「金」を人の手で生み出そうとする錬金術は怪しい思想と思われていましたが、現代の科学、化学、医学の技術発展に貢献しています。本書では、錬金術によって発見された科学知識、金の採掘や精錬技術、日本史との関わりなど錬金術の歴史的な背景から金にまつわる知識を解説します。
内容説明
大科学者ニュートンも錬金術師だった!?古代文明の時代から黄金に輝く「金」は美しく、酸化も腐食もしない貴重な金属として重宝されてきました。そんな「金」を生み出そうとする錬金術は、怪しい思想と思われていましたが、実は現代の科学技術の発展に貢献しています。本書では、錬金術の歴史的な背景から金にまつわる知識を解説します。
目次
1 人はなぜ金に魅せられるのか
2 錬金術師は詐欺師だったのか?
3 錬金術師は科学者へと進化した
4 世界の錬金術の拡大と発展
5 そもそも金とは何か?
6 金の産出と精錬
7 日本史と金
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い。量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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