出版社内容情報
私たちの生活に欠かせない「水」。そもそも水とは何なのか? どのようにして誕生したのか? 水の歴史や科学的な性質はもちろん、地球と生物との関係や環境問題、水を利用した発電の仕組みなど、水という不思議な物質を科学的にくわしく解説します。
目次
1 生活に欠かせない水との関係
2 水の誕生
3 純水の科学
4 水溶液の科学
5 水の循環
6 水と生物
7 水とエネルギー
8 不思議な水
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い。執筆暦はここ十数年と日は浅いが、出版点数は150冊以上と月刊誌状態である。量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
54
このところ「水」への関心が改めて自分の中でブームになってる。 「水」への関心が掻き立てられた最初の契機は、高1の授業で先生が「水は万能の溶液」…溶かせないのは「金」だけという発言が耳に何故か印象的に残ったから。 数年前、好きな物理学者のブライアン・グリーンの本を読むと水が物質を溶かすメカニズムをさりげなく説明してあった。これが改めて吾輩の関心を掻き立てた。2025/08/03
まっち
2
電気陰性度、極性分子、sp3混成軌道=テトラポッド、104.5度/水素結合の強い力、何層にもなって崩れない「水滴」/核融合と核分裂、安定した鉄、星の最後=中性子星の爆発→鉄より重い元素の誕生/界面活性剤、分子膜、シャボン玉と細胞膜は真逆の構造2025/01/05
Take
2
最も身近な物質である水について再認識 海水をうまく利用したいよな2024/08/24




