出版社内容情報
世の中の新発見には、意外と知られていない失敗からの成功事例があります。本書では、ノーベル化学賞を受賞した白川秀樹博士の導電性高分子の発見や青カビから発見された抗生物質ペニシリン、灰汁による清酒誕生の秘話、加硫ゴムの耐熱性の発見など、失敗から生まれた成功の実例を科学的に解説します。
内容説明
新発見の裏側には意外と知られていない失敗からの成功事例があります。本書は、ノーベル化学賞を受賞した導電性高分子の発見や青カビから生まれた抗生物質ペニシリン、加硫ゴムの耐熱性など、失敗から生まれた成功の実例を科学的に解説します。
目次
1 失敗から生まれた物理学
2 失敗から生まれた化学
3 失敗から生まれた医学・生化学
4 失敗から生まれた発明
5 失敗から生まれた食品
6 失敗に終わった兵器
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ntscp2020
2
タイトルの通り、失敗から生まれた物理、化学、医学・生化学、発明、食品、兵器の項目についての本。ちょっと興味がある人なら知ってる話ばかりではないかと思う。難しい原理や仕組みが解説されているわけではないので、さらっと読むのに適してる。2022/12/23
すぅけ
1
大発明は、本気の研究の中で偶然で発見されたものがこんなにあると思いませんでした。2023/01/20
肉汁かけたかき氷
0
失敗から生まれた、なのにただの失敗事例が挙げられているのが謎。 一方で失敗していない、兵器での動物利用も紹介。正直、ゆっくり解説の方がしっかり説明されているような…。2022/12/21
黒とかげ
0
うーん。大失敗というよりも、成功のためには当然する失敗のように読めた。失敗無くては成功もない。後半の食料の部分は必要なかった気がするなぁ。2022/12/19
りんこ
0
ミスは事故に繋がりやすいから手放しでは頷けないけど、新たな発見や発明に関するエピソードは興味深い。 全く予想していなかったものも、もしかしたら暗黙知の部分で予感していたかもしれないよね。2022/12/04