内容説明
アナログで非効率なオフィスのあるあるを46句の川柳で解説!
目次
あと一歩提出手前でお茶こぼす
「今いいですか?」の時をうかがう
埋もれてる私の書類は後回し
エンドレスたまった書類はエベレスト
押さぬなら押すまで待とう承認印
解読するのに小一時間
きれいに捺せたためしがない
クルマでねハンコをもらいに行くんだよ
決裁者私が行くといつも不在
午後8時社内に戻り承認だ!〔ほか〕
著者等紹介
沢渡あまね[サワタリアマネ]
ワークフロー総研フェロー。業務改善・オフィスコミュニケーション改善士。あまねキャリア工房代表。株式会社NOKIOO顧問/株式会社なないろのはな取締役。日産自動車、NTTデータ、大手製薬会社などを経て2014年秋より現業。経験職種は、ITと広報(情報システム部門/ネットワークソリューション事業部門/インターナルコミュニケーション)。300以上の企業/自治体/官公庁などで、働き方改革、マネジメント改革、業務プロセス改善の支援・講演・執筆・メディア出演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
「問題地図シリーズ」の沢渡あまねさんによる、アナログで非効率かつ前時代的なオフィスの“あるある"シーンをかるたのような46句の川柳にした一冊。オフィスの残念なワンシーンだったり、アナログゆえにどうしても必要なのになかなか掴まらない上司の決済だったり、それが本当に必要なのか謎のよくわからない思い込みだったり、そんな描かれてゆく様子にあるあると共感するための一冊なんですかね。問題解決へのアプローチが提案されていないので、そういう期待をしながら読むと当てが外れますけど、軽く読むにはいい本なのかもしれないですね。2020/11/12
みやしん
9
作製陣はよほどハンコに恨みがあるのか、一冊ほぼ丸々「承認印求めてエンヤコラ」が繰り返し。自分の会社もそりゃハンコぐらいはあるが、「おじぎ印」なんてリモートワーク中の出社についてテレビで紹介していた時に初めて聞いた。どこぞのお山の大将にどこぞの太鼓持ちが始めたんだろうな。一番共感できたのは「せ」の章。2021/02/11
カナン
9
日本のハンコ文化って、いいのか悪いのか・・・。終始ハンコの話だった。2020/12/22
ニョンブーチョッパー
9
★★★☆☆ 内容的にはあるあるばかりなのだけれど、50音川柳(46句)のため、かぶっている内容もちらほらあるのは仕方がないか。各節3、4ページで文字数も少ないため、普段あまり本を読まない人でも読みやすそう。また、細切れの時間に少しずつ読んでいくもよし。脱ハンコ、脱書類。2020/11/20
半熟タマゴ
6
オフィスで働いていると感じる残念なことを集めた一冊。個人的には「今いいですか?」のタイミングを見計らうのが難しいというのが一番刺さりました。あと、日報書くためだけに会社に戻らないといけない制度もどうにかならないものか…。2022/05/23