書楼弔堂 霜夜

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書楼弔堂 霜夜

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  • サイズ 46判/ページ数 520p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087718768
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

古今東西の書物が集う墓場にて。
明治の終わり、消えゆくものたちの声が織りなす不滅の物語。

花も盛りの明治40年――高遠彬の紹介で、ひとりの男が書舗「弔堂」を訪れていた。
甲野昇。この名前に憶えがあるものはあるまい。故郷で居場所をなくし、なくしたまま逃げるように東京に出て、印刷造本改良会という会社で漫然と字を書いている。そんな青年である。
出版をめぐる事情は、この数十年で劇的に変わった。鉄道の発展により車内で読書が可能になり、黙読の習慣が生まれた。黙読の定着は読書の愉悦を深くし、読書人口を増やすことに貢献することとなる。本は商材となり、さらに読みやすくどんな文章にもなれる文字を必要とした。どのようにも活きられる文字――活字の誕生である。
そんな活字の種字を作らんと生きる、取り立てて個性もない名もなき男の物語。

夏目漱石、徳富蘇峰、金田一京助、牧野富太郎、そして過去シリーズの主人公も行きかうファン歓喜の最終巻。

残念ですがご所望のご本をお売りすることはできません――。


【目次】
探書拾玖 活字
探書廿 複製
探書廿壱 蒐集
探書廿弐 永世
探書廿参 黎明
探書廿肆 誕生

【著者略歴】
京極夏彦
きょうごく・なつひこ
1963年生まれ。北海道小樽市出身。
日本推理作家協会 監事。世界妖怪協会・お化け友の会 代表代行。
1994年「姑獲鳥の夏」で衝撃的なデビューを飾る。1996年「魍魎の匣」で第49回日本推理作家協会賞長編部門、1997年「嗤う伊右衛門」で第25回泉鏡花賞、2003年「覘き小平次」で第16回山本周五郎賞、2004年「後巷説百物語」で第130回直木賞を受賞。2011年 「西巷説百物語」で第24回柴田錬三郎賞受賞。2016年 遠野文化賞受賞。2019年 埼玉文化賞受賞。2022年 「遠巷説百物語」で第56回吉川英治文学賞受賞。

内容説明

古今東西の書物が集う墓場。明治の終わり、消えゆくものたちの声が織りなす不滅の物語。シリーズ最終巻。

著者等紹介

京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
日本推理作家協会第一五代代表理事。世界妖怪協会・お化け友の会代表代行。1963年北海道小樽市生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』刊行。1996年『魍魎の匣』第四九回日本推理作家協会賞長編部門受賞。1997年『嗤う伊右衛門』第二五回泉鏡花文学賞受賞。2000年第八回桑沢賞受賞。2003年『覘き小平次』第一六回山本周五郎賞受賞。2004年『後巷説百物語』第一三〇回直木三十五賞受賞。2011年『西巷説百物語』第二四回柴田錬三郎賞受賞。2016年遠野文化賞受賞。2019年埼玉文化賞受賞。2022年『遠巷説百物語』第五六回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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