内容説明
「混ぜるな危険」は本当だった!?家庭での事故を防ぐために必要な化学の知識をイラストを多用して図解!
目次
1 家庭で起こる反応
2 医薬品で起こる反応
3 飲食物で起こる反応
4 事業所で起こる反応
5 環境で起こる反応
6 原子炉で起こる反応
7 化学物質の性質と反応
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ZⅢ
8
原子力発電や高速増殖炉の原理がとても分かりやすく書かれている。冷却剤にナトリウムが使われているのは知っていたが、何故水ではダメなのか始めて知った。 毎年交通事故で多くの人の命を奪っている車が販売され続け、未だに直接の死者は一人も出していない原発がここまで反対されるのかが謎。2019/03/14
ダーブラ
3
内容は面白いんですが,初版だったのか誤植だったり校閲しろよって点が散見されたのが残念ですね.大阪の有馬温泉とか,東海村を擁するらしい茨木県なる謎の県とか.むしろそれが大阪です.2020/03/01
口車の弥七
1
化学の知識がなくても面白いです。身近な化学反応を、簡潔にやさしく説明しています。名前は聞くけどなんで爆発するんだろうと思っていた粉塵爆発の仕組みや、昔は良く聞いたガス自殺がなくなった理由など、細かいことはよくわからないけどなんとなくわかります。また、身近ではないけど関わりの深い原子力も、高速増殖炉の高速の意味がわかったりと勉強になりました。原子だ分子だと言っている分にはまだいいのですが、ベンゼン環や構造式が出てくるとお手上げです。こういうのがわかると化学ってもっと楽しいんだろうな。学生さんがうらやましい。2020/04/09
小原なお美
1
解説は中学レベルの知識があればわかるように、易しく書いてあります。(高校レベルだと、説明がつく)2017/08/21
うみ
0
身近に潜む……て感じじゃなかったかも。後半は特に。1、2章がやはり興味深かった。薬の食べ合わせには気をつけないといけませんな。2017/08/11