内容説明
生涯を野球に賭した人生。育てる苦悩と喜びを語る。全ての野球人に贈る言葉。
目次
第1章 心のキャッチボールへの道
第2章 かく戦った
第3章 戦術の進化―さらなる高みへ
第4章 夢を次世代に―将来の高校野球
第5章 私の観た高校野球(平成編)
第6章 斎藤章児の目
著者等紹介
齋藤章児[サイトウショウジ]
東京都生まれ。立教大卒。1967年から農大二高教諭となり、野球部監督として27年間で春夏通算6回甲子園へと導いた。2000年から03年シーズンまで、立教大野球部監督を務めた。07年に高校野球の育成と発展に貢献した指導者に対する「育成功労賞」(日本高等学校野球連盟・朝日新聞社)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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日の丸タック
4
野球バカ‼️ 大変失礼な言葉だが、齋藤章児氏に最も適した呼び名だと思う。 野球が好きで、野球と関わり続けた人生。 あっぱれです。 特に高校野球への深い洞察は、実戦に裏打ちされた説得力を持つ。 年齢にもかかわらず、その柔軟な思索は今現在の高校野球の方向性や未来に向けたメッセージまで的確に指摘されている。 毎年メンバーの入れ替わる高校野球を通して、個を大切にし的確な方向性を導き出す先見性は最も大切な高校野球監督の資質であり、それを持った人だったのだと感銘を受けた。 私の身近な人が多く登場し、何故か感激した。2015/11/18
こふみ
2
斎藤先生のおっしゃる「生涯最強のチーム」時代に農二で高校生でした。 真夏の城南球場や敷島球場で手に汗握って野球部を応援したことは今でも鮮やかに記憶に残っています。 同級生が甲子園で活躍する姿を応援出来るのは本当に稀有なことであることを今更ながら実感しました。 斎藤先生は現在ケガのリハビリ中であるとをこの本で知りました。 野球部から沢山の元気をもらった多くの農二の卒業生が斎藤先生を応援しています!2016/01/18