慶應義塾大学東アジア研究所叢書<br> 秩序変動と日本外交―拡大と収縮の七〇年

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慶應義塾大学東アジア研究所叢書
秩序変動と日本外交―拡大と収縮の七〇年

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766423150
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C3331

出版社内容情報

「拡大」と「収縮」の誘因がせめぎ合う日本外交の七〇年を振り返り、安保政策の拡大に踏み出した今後を考えるための視座を提供する。

国際秩序が大きく動くなかで、「九条」と「日米安保」という異なる時代環境の産物を抱え続ける日本外交。
「拡大」と「収縮」の誘因がせめぎ合う日本外交の七〇年を振り返り、安保政策の拡大に踏み出した今後を考えるための視座を提供する、注目の一冊。

<b>第一部 総 論</b>

第一章 中庸としての「九条・安保体制」(添谷 芳秀)
 
第二章 戦後論壇における日本外交論 ―― 敗戦直後から冷戦終結まで(植田麻記子)


 <b>第二部 冷戦期の東アジアと日本</b>

第三章 安保条約の起源
―― 日本政府の構想と選択、一九四五 ― 一九五一年(吉田 真吾)
 
第四章 池田政権の対共産圏外交 ―― ソ連・中国と「非冷戦化」の模索(鈴木 宏尚)

第五章 ベトナム戦争終結期の米国の東南アジア秩序構想
―― 一九六九 ― 一九七五年(手賀 裕輔)

第六章 ポスト・べトナム期の東南アジア秩序と日本外交
―― 一九六九 ― 一九八〇年(昇 亜美子)


 <b>第三部 冷戦後の新展開</b>

第七章 冷戦後東アジアの秩序変動と日本外交
―― パワー・トランジション研究から見る対立の構図と展望
(黄 洗姫)

第八章 冷戦後日豪関係の発展と中国
―― 「チャイナ・ギャップ」と「チャイナ・コンセンサス」の間で
(石原 雄介)

第九章 日米同盟の「グローバル化」とそのゆくえ(佐竹 知彦)

あとがき
索 引

【著者紹介】
添谷 芳秀
慶應義塾大学法学部教授。1955年生まれ。上智大学大学院国際関係論専攻博士前期課程修了、ミシガン大学大学院政治学専攻博士課程修了。Ph.D.(国際政治学)。外務省政策評価アドヴァイザリーグループ・メンバー(2003-2013年)ほか。主要著作:『日本外交と中国 1945~1972』(慶應通信、1995年)、 <i>Japan's Economic Diplomacy with China</i>, <i>1945-1978</i> (Clarendon Press, 1998)、『日本の「ミドルパワー」外交―戦後日本の選択と構想』(ちくま新書、2005年)、『日中関係史』(共著、有斐閣、2013年)、『「普通」の国 日本』 (共編著、千倉書房, 2014年)、『米中の狭間を生きる (韓国知識人との対話II)』(慶應義塾大学出版会、2015年)、ほか。

内容説明

国際秩序が大きく動くなかで、「九条」と「日米安保」という異なる時代環境の産物を抱え続ける日本外交。「拡大」と「収縮」の誘因がせめぎ合う日本外交の七〇年を振り返り、安保政策の拡大に踏み出した今後を考えるための視座を提供する。

目次

第1部 総論(中庸としての「九条・安保体制」;戦後論壇における日本外交論―敗戦直後から冷戦終結まで)
第2部 冷戦期の東アジアと日本(安保条約の起源―日本政府の構想と選択、一九四五‐一九五一年;池田政権の対共産圏外交―ソ連・中国と「非冷戦化」の模索;ベトナム戦争終結期の米国の東南アジア秩序構想―一九六九‐一九七五年;ポスト・ベトナム期の東南アジア秩序と日本外交―一九六九‐一九八〇年)
第3部 冷戦後の新展開(冷戦後東アジアの秩序変動と日本外交―パワー・トランジション研究から見る対立の構図と展望;冷戦後日豪関係の発展と中国―「チャイナ・ギャップ」と「チャイナ・コンセンサス」の間で;日米同盟の「グローバル化」とそのゆくえ)

著者等紹介

添谷芳秀[ソエヤヨシヒデ]
慶應義塾大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ワッキー提督

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大戦後の東アジア情勢について様々な視角から論じた一冊。執筆者全員が編著者の門下生であるため、編著者が長らく有している問題意識が通底にあり、多様な視角からも一本の筋のようなものを見出せる。編著者の還暦記念の一冊でもある。2016/06/26

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