目次
第1章 認知症を分かち合う
第2章 イメージの中の認知症と現実の世界
第3章 認知症のフレーム問題とケアの核心
第4章 記憶障害とよぶ前に:認知症になると、なにもわからなくなる訳ではない
第5章 認知症の人の心の安全と安心を求めて
第6章 なぜ、家に帰りたいと思うのか?
第7章 家族の心、家族の苦悩
第8章 家族の揺らぎと壊れない心
著者等紹介
ミーセン,ベレ[ミーセン,ベレ] [Miesen,B`ere]
元・ハーグ応用科学大学(The Hague University of Applied Sciences)・准教授。1946年オランダルールモント生まれ。博士(心理学:ナイメーヘン公立カトリック大学)。専門:老年心理学、老年精神医学。現在も介護現場職員やセラピストへの教育者、研究者、編集者、詩人として活動を続ける。1979年にマーストリヒト市の詩人賞、1995年に老年精神医学賞、2000年にオランダアルツハイマー病協会会長賞を受賞し、2002年にはベアトリクス前女王からナッソーオランダ大使に任命され、2010年にはオランダアルツハイマー病協会の認知症賞を受賞。1997年、アルツハイマーカフェのコンセプトを立ち上げ世界的な知名度を得る
矢吹知之[ヤブキトモユキ]
認知症介護研究・研修仙台センター・研修部長/東北福祉大学総合福祉学部・准教授。1972年長野県安曇野市生まれ。博士(教育情報学:東北大学大学院教育情報学教育部)。専門:教育学、社会福祉学(特に家族介護者支援)。青森大学社会学部講師を経て現職。近年は、特に家族支援における認知症カフェの意義について研究し、ベレ・ミーセン氏の助言を受けて、2015年から仙台市にてオランダスタイルの認知症カフェ「土曜の音楽カフェ♪」を開催。また、当事者による当事者のための相談窓口「おれんじドア」の実行委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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