認知症高齢者の本態の理解―とくにその生き方の意義と対応について

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  • サイズ B5判/ページ数 189p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784863510784
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C3036

内容説明

認知症の人が何を考え、どのような行動を取るのか、それらに対し、医療・看護・介護関係者はどのように対応すればよいのか?“その人らしさ”“理にかなったメンタルケア”とは何か?その理論的背景には何があるのか?わが国の認知症研究の先駆者である著者のすべて、わが国の認知症治療の歴史が本書に収められています。

目次

第1章 ライフワーク(認知症高齢者への“理にかなったメンタルケア”)の取り組みの経緯(第1期:初期:修行時代;第2期:菊池病院時代:自己実現;第3期:平成4年の定年後帰京:自己の再自覚)
第2章 アルツハイマー病の健忘型認知症の記憶障害などの臨床特徴(成り立ち、意義、対応)について―その人間学的考察を加えて(症状の把握の意義;健忘型認知症について;手続き記憶:とくに個性的(その人らしさ)の技と人柄について
高齢者の尊厳を支えるケア:とくに高齢者の過去のもつ意義について
認知症高齢者とのコミュニケーション
老年期の喪失体験とそれによる生きる不安:その意義と対応について
常同性習癖化療法)
第3章 認知症の構造と臨床類型(疾患と特徴)(認知症の臨床構造:その成因と意義;認知症の臨床類型:疾患とその特徴)
第4章 認知症高齢者のエンドオブライフ・ケアの問題点について(「生命」と「生活」の高齢者の終末期における問題点)
第5章 最近の高齢者に関する社会現象・対策の問題について(厚生労働省の高齢者・認知症者とその家族への、最近の支援対策;高齢者の生き方の最近の時期的変遷)

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