出版社内容情報
不確実性の高まるグローバル市場での問題解決のために、グローバル・サプライチェーンの新しい製造ー販売協働のあり方を提示。
内容説明
本書の2大特徴:(1)「グローバル・サプライチェーンにおける協働」という多くの組織が関係する複雑な現場の実態を、5年にわたり具体的かつ詳細に観察・分析。(2)著者の実務者と研究者という複眼的な視点から、その背後にあるメカニズムを含めて協働行動を解明。このアプローチを通じて、「適応的コラボレーション戦略」という新たな概念とその実践の枠組みを提示する。
目次
1 グローバル・サプライチェーンにおける製販協働―概論(需要予測における成功の鍵:製販協働;サプライチェーンにおける需要予測と協働に関する基礎概念;リサーチ・デザイン)
2 デジタルスチルカメラ市場における日仏製販協働の事例(グローバル・サプライチェーンにおける新たな製販協働の枠組み―適応的コラボレーション戦略;協働活動とパフォーマンスの関係)
3 適応的コラボレーション戦略の実践に向けて(インプリケーションと展望)
著者等紹介
永島正康[ナガシママサヤス]
立命館大学経営学部国際経営学科教授。1959年東京都生まれ。1999年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。2013年ソルボンヌ大学大学院ビジネススクール博士課程修了。2014年高知工科大学マネジメント学部准教授、同経済・マネジメント学群教授を経て、2019年立命館大学経営学部国際経営学科教授。Ph.D.(経営学)。家電メーカーにて約30年間、国際マーケティングに従事する中、海外市場における商品企画から販売、マーケティング、物流にいたる事業全体のプロセス運営に関与。専門は、国際経営戦略論、サプライチェーン・マネジメント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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