内容説明
「ジグソー法」は、アメリカの著名な社会心理学者Elliot Aronsonが考案した学習方式であり、「『技能としての協力』を身に付け、共感し合える人間関係を築く」ことが目指されている。本書では、「ジグソー法」誕生の背景や目的について整理し、同時に筆者の実践の一部を紹介。「グローバル化」「多様性の尊重」「異文化理解」が叫ばれる一方で、消えない偏見と差別。相互理解を進めるための一つの方法としてジグソー法を紹介する。
目次
1章 ジグソー法の背景と思想―学校文化の変容のために
2章 ジグソー法が目指すもの―アロンソンらの「初期論文」から
3章 ジグソー法の修正版について
4章 Cooperative learningとCollaborative learning
5章 学生参加型授業への挑戦
6章 教職科目におけるジグソー法の実践と課題
著者等紹介
友野清文[トモノキヨフミ]
昭和女子大学・総合教育センター(教職課程室)教授。1958年、岡山市出身。2002年から日本私学教育研究所専任研究員、青山学院大学兼任講師。2009年10月から昭和女子大学・総合教育センター(教職課程室)准教授。2014年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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