内容説明
毎日の生活は危機と好機に満ち溢れている。危機を好機として捉え、如何に価値を生み出して行くか、それこそが、今、必要な挑戦だ。化学物質のもたらす健康や環境へのリスクと企業や雇用へのリスクを管理し価値の創造に繋げていく営みを活写しながら、それを可能とする法律と行政のあり方について具体案を提案する。
目次
第1部 化学物質総合管理の進化(化学物質総合管理の世界的潮流;化学物質総合管理の概念の確立;化学物質総合管理の構築に向けた各国の動き;化学物質総合管理の基本となる条件と原則と構造)
第2部 化学物質総合管理に関する日本の現状と課題(日本の企業・政府・大学の活動の実態;化学物質管理に関する日本の行政と法令の実態)
第3部 化学物質総合管理法の提言(化学物質総合管理法の意義と内容;化学物質総合管理法の解説)