内容説明
2004年12月に発生したインド洋大津波により、インドネシアを中心にインド洋周辺諸国で死者・行方不明者あわせて30万人以上といわれる方が命を落とした。そのほとんどが津波による犠牲者でした。津波は地震後に、また、地震を感じなくとも来襲することがある。本書は、津波を疑似体験していただくため津波発生後に被災地に足を踏み入れた豊富な現地調査の報告と、津波のメカニズムと被害の状況、また、津波への対処方法や対策について詳述する。
目次
第1編 津波からいかに逃げるか(津波および津波災害の実例;津波から生き延びるための知恵;津波災害の防止・軽減)
第2編 津波の挙動と予報(津波の発生と増幅;津波の数値計算と予報システム)