ことばのヤングケアラー―”こども”でいたかった、共に考える教育のかたち

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ことばのヤングケアラー―”こども”でいたかった、共に考える教育のかたち

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863424159
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

外国にルーツをもち、通訳を担うこどもの現実からみる教育のあり方
外国にルーツをもち通訳を担う子どもたち―「ことばのヤングケアラー」。彼らがしているのは単なる通訳ではない。病院、学校、役所…家族の運命を左右する場面で、意味を取り違えることの許されない“責任”を背負っている。
その一言が、安心にも絶望にも変わる。 だからこそ、その役割の重さを子ども一人に委ねてはならない。
ここに、一人の少年の人生をとおして、 教育と社会のあり方を共に考える。


【目次】

PROLOGUE 私のルーツ「パキスタン」
Part 1 ことばのヤングケアラー小学校~大学時代
Part 2 “共に暮らす”を実現するNPO法人ともくら
Part 3 外国にルーツのある いまは大人の座談会
Part 4 ヤングケアラーという視点でみる「ことばのヤングケアラー」

内容説明

外国にルーツをもち通訳を担う子どもたち―「ことばのヤングケアラー」。彼らがしているのは単なる通訳ではない。病院、学校、役所…家族の運命を左右する場面で、意味を取り違えることの許されない”責任”を背負っている。その一言が、安心にも絶望にも変わる。だからこそ、その役割の重さを子ども一人に委ねてはならない。ここに、一人の少年の人生をとおして、教育と社会のあり方を共に考える。

目次

PROLOGUE 私のルーツ「パキスタン」
1 ことばのヤングケアラー(小学校時代;中学校時代;高校時代;大学時代)
2 ”共に暮らす”を実現するために NPO法人ともくら(「NPO法人ともくら」とは;「NPO法人ともくら」3本柱の取り組み;創造から社会へ―ともくらが育んできた”表現のチカラ”;現場での実践―”持ち物”動画・ガイド/高校進学ガイドブック;社会との関わり方を見直す機会に)
3 外国にルーツをもつ いまは大人の座談会
4 ヤングケアラーという視点でみる「ことばのヤングケアラー」(調査と制度から考える「ことばのヤングケアラー」;これまで直面した「ことばのヤングケアラー」;思春期とヤングケアラー;「きょうだいヤングケアラー」と「ことばのヤングケアラー」の共通点;ヤングケアラーに支援が必要な健康上の理由;「ことばのヤングケアラー」が支援を受けるためには)

著者等紹介

アフメッド,アジズ[アフメッド,アジズ] [Ahmed,Aziz]
NPO法人ともくら代表理事/合同会社NowNever.代表社員/群馬県多文化共生・共創推進会議 委員。1999年パキスタン生まれ。幼少期をパキスタンで過ごし、9歳で来日。日本語がわからないなかで生活をスタートし、家族の通訳や手続き対応を担う「ことばのヤングケアラー」としての経験をもつ。その経験をもとに、「ことばのヤングケアラー」を提唱し、外国にルーツをもつこどもたちの見えにくい負担を社会課題として発信。ことばのヤングケアラーや多文化共生の課題に取り組み、講演会・研修・教材開発などを展開している

仲田海人[ナカタカイト]
作業療法士/栃木県那須塩原市ケアラー協議会立ち上げメンバー/栃木県ケアラー支援推進協議会委員。1993年栃木県生まれ。埼玉県立大学保健医療福祉学部作業療法学科卒業。小学校高学年からきょうだいヤングケアラーとなる。そのことがきっかけで保健医療福祉の道に進む。精神科病院、小児発達外来の作業療法士を経て、現在はフリーランス、一般社団法人Roots4理事を務める。家族支援に関する情報発信と講演活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぽけっとももんが

9
これはCODAのこどもたちにも共通している問題だ。外国から来た、またはルーツのある家庭で、日本語の堪能なこどもが家族の通訳をさせられてしまう。それは間違えたらどうしよう、という不安や重責をこどもに背負わせてしまうのだ。親は頼っちゃうだろうねぇ、わたしだってそうだわ。そして言葉には「生活言語」と「学習言語」があるということ。日常生活では不自由しなくても「生態系」「一次方程式」などの用語や「要約しなさい」などの設問形式は難しいのだ。そしてそれはとても気付かれにくい。それを周囲が知ることが必要だ。2026/09/13

kitten

6
ヤングケアラーの問題は徐々に認知が上がってきたが、その中でも外国にルーツをもつ子どもたちが通訳として「ケア」しているというのは、当たり前のように思っていたけれどもそれは確かに「ケア」だよな。本来、子どもがするべき内容ではないことまでしている。進学や進路に関して言うと、言葉の壁もそうだけど、文化や制度の違いについて誰が説明するのか、という問題もある。日本人ですら、「入試の制度」を丁寧に学校から教わるイメージがない。各自で調べろ、と。それを言葉の壁がある状況で親がするのは無理だろう。2026/09/04

せっかちーぬ

4
ヤングケアラー当事者のお話。小3で日本へ。学校生活で日本語を覚え、生活に支障がない程度にまでになる。ご本人の賢さ勤勉さももちろんだけど、学校教育もすごいと少し見直す。ただご本人にとっては、日本での生活を楽しむための日本語とはならず、家族の通訳としての日本語の方が主体となってしまった。初めは誇らしさもあるが、次第に重荷にもなる。無邪気な子供時代は皆無。今は支援機関をされているよう。ヤングケアラーを生む状況は様々。学校はそこも織り込んで子供を見ていかないといけないのよな。うまく連携できる方法を教えてほしい。2026/09/05

はる

2
この本を読んで「言葉のヤングケアラー」を初めて知った。 「こどもに無理な責任を負わせない環境を、まず学校からつくること」 見えていないところでたくさんの苦労や葛藤を抱えながら生活しているからこそ味方でいることが大切だと思った。2026/08/20

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