内容説明
災害など想定を超えた事態での即応的対応力!地震・災害が頻発する日本列島。豪雨災害からわずか数日後に開設された学童保育実践から、あり合わせのものや偶然すらも活かしていく「ブリコラージュ」の発想をもとに考える。
目次
プロローグ
第1章 豪雨災害時の学童保育のリアル(倉敷市の学童保育所の被害状況と危機対応;被災から「安心できる居場所」を取り戻すまでの5年間;間の立場で学んだこと;被災地域の近隣の学童保育のリアル)
第2章 みんなの想いでつないだ緊急時の学童保育実践(はじめる;かかわる;つなげる)
第3章 災害時の学童保育をブリコラージュする(「まびひょっこりクラブ」の軌跡と奇跡;災害時の学童保育支援とは? ほか)
第4章 災害時の子どもへの心理支援(倉敷市の学童保育への訪問;災害発生から数か月間の子どもの心のケア―安心ときずな ほか)
第5章 被災の経験をどのようにしてつないでいくか(災害時の学童保育実践の「記録」を残す;学童保育の安全対策・危機管理の落とし穴 ほか)
エピローグ
著者等紹介
鈴木瞬[スズキシュン]
1985年生。金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授
糸山智栄[イトヤマチエ]
1964年生。岡山県学童保育連絡協議会会長。株式会社えくぼ代表取締役。介護福祉士。岡山県学童保育連絡協議会として、2020年2月脱炭素チャレンジカップ「学童プレハブ-6℃作戦からの施設木造化の実現」企業賞、2020年11月第15回マニフェスト大賞「学童保育に作業療法士コンサルを。バックキャスティングでひらめきを施策に」優秀政策提言賞受賞
若井暁[ワカイアキラ]
1973年生。NPO法人くらしき放課後児童クラブ支援センター統括責任者。岡山県学童保育連絡協議会事務局次長。学童保育指導員。介護福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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