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内容説明
「子どもから大人へ」「学校から社会へ」の移行期に、どんな学びを準備するのか。学校専攻科と福祉事業型専攻科「二つの専攻科」の実践から、青年期のゆたかな学びを考察する。制度面や教育カリキュラム・プログラムを比較し、知的障害のある人の青年期教育の課題とこれからを考える。
目次
序章 知的障害のある青年が学ぶ「専攻科」の成り立ちと現状
第1章 「教育年限延長」を担う学校専攻科と特別支援学校高等部の課題
第2章 青年期の教育権保障の多様性―教育年限延長と生涯学習支援
第3章 社会福祉制度による学校教育の補完―専攻科の二元的な形成
第4章 「二つの専攻科」の教育カリキュラム・プログラムの実態と課題
第5章 「二つの専攻科」の教育カリキュラム・プログラム検討の方向性
終章 結論と今後の研究課題
補論 高等部を退学していく人たちに対する教育権保障の課題
著者等紹介
辻和美[ツジカズミ]
学校法人特別支援学校聖母の家学園教諭。社会福祉法人わかたけ評議員。社会福祉法人のぞみの里評議員。全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会副会長。1964年三重県鈴鹿市生まれ。2020年日本福祉大学大学院福祉社会開発研究科博士課程にて博士号(社会福祉学)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。