内容説明
ある日ゴツン頭がぶつかって、エッ?エッ?エーッ?ぼくはじいちゃんになっちゃった!?認知症のじいちゃんとぼくの不思議な物語。
著者等紹介
藤川幸之助[フジカワコウノスケ]
詩人、児童文学作家。1962年熊本県生まれ。長崎大学教育学部大学院修士課程修了。日本児童文学者協会会員。小学校の教師を経て、詩作・文筆活動に専念。認知症の母親の介護体験をもとに命や認知症を題材にした作品を作り続ける。また、認知症の理解を深めるため全国各地で講演活動を行っている
天野勢津子[アマノセツコ]
あまちゃ工房代表、描いて書くイラストライター。神戸市生まれ。図書館や男女共同参画センターで勤務するかたわら、イラストレーターとして活動を開始。イラスト、マンガ、執筆をメインに10年以上のキャリアを積み、2015年独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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どあら
29
図書館で借りて読了。忘れることは人間だけしか出来ないことらしいけど、忘れたくないのに忘れてしまうのは本人も周りも辛いですね…😢2021/08/26
遠い日
7
「絵本こどもに伝える認知症」シリーズ5。シリーズの最終巻です。じいちゃんと入れ替わってしまった孫のぼく。ファンタジックな設定だが、認知症のじいちゃんの頭の中を素で覗くといった体験は、ぼくを驚愕させる。じいちゃんの言動を理解できず、いらいらしてしまうこともしばしばだったぼくたち家族の新しい気づきが心を開かせます。小さな駅の駅長さんだったじいちゃん。「出発進行!」の指差し確認は、生きるよすがだったのだなぁ。2022/04/26
たくさん
1
君の名はでは女子高生と入れ替わるけど、この話のようにじいちゃんと入れ替わるようなことがあればもう世の中おしまいだということがわかる本。やっぱ美少女といら変わっていろいろ触りたいなあって思います。2021/11/14
よっちん
0
研究室2024/09/07
よっちん
0
図書館2024/05/21