内容説明
認知症のみならず高次脳機能障害、自閉症スペクトラム、知的障害などは、自立した日常生活を困難にする認知機能障害を招き、注目、注意力、記憶、場所の見当識や言語障害の低下を起こす。これまで別々に議論、対応されてきたが、生活行為や行動の意識、認知機能に焦点を当てた革新的なケアと技能を提供。
目次
1 変化の体験(人間―不思議なパズル;認知、認知機能と認知機能障害 ほか)
2 認知機能障害がある人のケア―自我を支える対応法(自尊感情がおびやかされます;思考能力が低下します ほか)
3 自我を支える対応法をさらに深めるために(「自我心理学」のすすめ;12の自我機能 ほか)
4 家族と介護職員のための学習計画(家族のための学習計画;介護職員のための学習計画)
付録 認知症ケアのスーパービジョン―「自我を支える対応法」に基づいたスーパビジョン(認知症ケアのスーパービジョンとスーパーバイザー;なぜ、スーパービジョンが必要なのでしょうか? ほか)
著者等紹介
キャッシュ,ジェーン[キャッシュ,ジェーン] [Cars,Jane]
老年学臨床心理士で元ローセンルンド病院老年医学科の主任臨床心理士
テルシス,ベアタ[テルシス,ベアタ] [Terzis,Beata]
フロョースンダ・オムソリィの認知症及び認知の専門家。以前はダーレン病院の記憶クリニックの主任臨床心理士および事業責任者
訓覇法子[クルベノリコ]
日本福祉大学福祉経営学部・医療・福祉マネジメント研究科元教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。