内容説明
認知症の告知、成年後見、相続、胃ろうなど医療的ケア…豊富な事例で難しい問題を考える。
目次
1 道徳的判断をする―結果尊重主義、義務論から原則、良心まで
2 正直であること―関係性、共感的理解とコミュニケーション
3 治療に関わる
4 安全を守る
5 問題は質だが、どのように判断するのか
6 実際に判断をする
著者等紹介
ヒューズ,ジュリアン・C.[ヒューズ,ジュリアンC.] [Hughes,Julian C.]
ブリストル大学老年精神科高齢者ケア研究所教授。バース市ロイヤルユナイテッド病院名誉顧問。ナフィールド生命倫理委員会会員、現副会長。イギリスバース市近郊在住。イソックスセンター(オックスフォード大学)において認知症がある人の家族介護者のための倫理問題の研究に従事した
ボールドウィン,クライヴ[ボールドウィン,クライヴ] [Baldwin,Clive]
カナダ研究所ナラティヴ研究専門研究員。カナダニューブランズウィック州フレデリクトン市セントトーマス大学ソーシャルワーク学部教授。高齢者認知症ネットワークに関するクリスチャン委員会会員。主な研究対象は認知症におけるパーソンフッド(その人らしさ)、倫理、市民権。イソックスセンター(オックスフォード大学)において認知症がある人の家族介護者のための倫理問題の研究に従事した
寺田真理子[テラダマリコ]
長崎県出身。幼少時より南米諸国に滞在。東京大学法学部卒業。日本読書療法学会会長(日本読書療法学会)。日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。著書や訳書、全国各地での講演活動を通じて認知症のパーソンセンタードケアの普及に力を入れている(パーソンセンタードケア研究会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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