内容説明
重症者を含むすべての人の生活問題を福祉実践に引きつけて、地域自治体の役割を検討。住民と協働する自治体職員論を提起する。
目次
序章 重症者の地域生活をなぜ問題とするか
第1章 戦後日本の重症者問題
第2章 地域生活支援の現状と問題点―重症者および家族の生活実態の検証
第3章 重症者の地域生活支援―通所施設・グループホームの実態調査から
第4章 重症者の地域生活支援における都市自治体の現状と問題点
第5章 重症者の地域生活支援が可能な都市自治体の支援施策を具体化する役割と説明責任
終章 重症者の地域生活を支える都市自治体福祉施策の役割―本書の結論と成果、今後の展望
解説 戦後日本の障害者福祉論と重症者問題の研究―本書がまとまるまでのことをめぐって
著者等紹介
山本雅章[ヤマモトマサアキ]
調布市子ども生活部長。1983年中央大学文学部(教育学専攻)卒業、2014年日本福祉大学大学院福祉社会開発研究科博士課程修了(博士(社会福祉))。調布市役所入所後、福祉事務所ケースワーカー、総合福祉センター(デイサービス担当)、障害福祉課ケースワーカー、同課係長、課長、福祉健康部長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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