内容説明
「障害者の権利に関する条約」批准・発効で、学校現場はどうなる!合理的配慮は、障害のある子どもが、障害のない子どもとともに学ぶインクルーシブ教育実現のキーワード。学校は障害のある子どもに合理的配慮を提供する義務があり、その否定は差別となる。合理的配慮を見出す有効なアセスメントツールとしてのICFの考え方、具体的方法を著者作成のチェックリストと実践事例で解説する。
目次
第1部 合理的配慮と特別支援教育(教育における合理的配慮;合理的配慮と特別支援教育・インクルーシブ教育)
第2部 合理的配慮とICFの活用(合理的配慮とICF;ICFの論理的背景と合理的配慮;ICF‐CYを活用した合理的配慮のアセスメント)
資料
著者等紹介
西村修一[ニシムラシュウイチ]
1956年、栃木県宇都宮市生まれ。1979年、宇都宮大学教育学部養護学校教員養成課程卒業。1996年、宇都宮大学大学院教育学研究科学校教育専攻学校教育専修心身障害教育分野課程修了。宇都宮大学教育学部附属養護学校教諭等を経て、現在、栃木県立岡本特別支援学校教諭。知的障害児の教育を中心に特別支援教育に携わる。とちぎICF‐CY研究会所属、教育現場の視点からICFの活用に関する研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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