内容説明
人工呼吸器やたんの吸引など「医療的ケア」が、常時、必要な重い障害をもつ子ども・人達が、3.11をどう生きのびたか、支援の記録と教訓からの災害時の備え、防災マニュアル。
目次
第1部 3.11障がいの重い人たちへの支援(医療と生活、両面からの支援;拓桃医療療育センターの経験;被災地の中の支援学校;当事者による支援活動 ほか)
第2部 重症児者の防災マニュアル―災害の備え(災害時の医療機器と電源の確保;家庭における災害時への備え;HELPカード―災害時のサポートカード;ボランティアスタッフのコーディネーション ほか)
著者等紹介
田中総一郎[タナカソウイチロウ]
1964年奈良県生まれ。宮城県拓桃医療教育センター/地域・家族支援部/小児科医療部長
菅井裕行[スガイヒロユキ]
1961年兵庫県生まれ。宮城教育大学教育学部/特別支援教育講座/教授。学生時代に重症児と出会って以来、コミュニケーションの問題を研究テーマに重症児や盲ろう児の教育相談活動にかかわってきました
武山裕一[タケヤマユウイチ]
1970年宮城県生まれ。株式会社アライブ代表。日本メガケア仙台営業所でNICU・小児科領域での在宅医療に携わりました。2012年、独立してアライブを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ねこけし
8
東日本大震災の時、高齢者や障害児者が健常の人よりも多く犠牲になったと言われている。当時の状況や支援の流れ、また、今後の災害に備えてどの様な準備をすれべ良いか具体的に記載されている。亡くなった人が生き延びるためにはどの様に備えをしていれば良かったか改めて考えさせられたし当時は高校生で何もできなかった自分を思い出した。これからは被害を最小限にできる様な備えを自らしていきたい。2020/12/30
種蔵珪也
0
感想いまさら(4月22日)書いてるからちょっと思うところもあったり。震災以降透析情報はけっこう流れるようになったけど、こういう障がいのことについてはあんまり情報流れないなーと思った。2016/03/31
ファーリア
0
備えって大事2019/11/07