内容説明
北欧と北米のノーマリゼーションを対比しながら、障害者福祉や障害児教育の理念として語られるインクルージョンの原理・思想を明らかにする。国連・障害者権利条約は、非差別と平等、インクルージョンをテーマにした最新の国際法である。条約の批准をいち早く実現し、新たな法・制度を考えるための論拠を提起。
目次
第1章 ニィリエのノーマリゼーション原理
第2章 ウォルフェンスベルガーのノーマリゼーション原理
第3章 二つのノーマリゼーション原理のその後
第4章 社会的役割の有価値化(SRV)理論
第5章 ノーマリゼーション原理の広がりとその貢献
第6章 ノーマリゼーションからインクルージョンへ
第7章 インクルージョンと国連・障害者権利条約
著者等紹介
清水貞夫[シミズサダオ]
1962年東京大学教育学部卒業。学校法人・和光学園小・中学校教諭。1971年宮城教育大学講師。2004年宮城教育大学名誉教授。長野大学社会福祉学部教授。2007年民主教育をすすめる宮城の会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 愛に生かされて 聖母文庫