内容説明
家で、病院で、学校で、ホームヘルプで、福祉施設で、そして街で、医療的ケアをみんなで支えるための“ヒント”と“こころ”を集めた待望の書。はじめて医療的ケアと出会って、とまどっている人にもわかりやすく読めるガイドブック。
目次
1 発明されたことば「医療的ケア」
2 ご家族へ―笑顔で暮らしつづけるために
3 医療関係者へ―退院はゴールではなくスタート
4 教育関係者へ―教育としての医療的ケア
5 福祉関係者へ―医療的ケアに寄り添う
6 街の人へ―私は「ヘルシー」と微笑んだ
7 スウェーデンに学ぶ
8 医療的ケア最前線からの提言
9 資料
著者等紹介
江川文誠[エガワブンセイ]
1955年生。上智大学理工学部卒、聖マリアンナ医科大学卒。専門:小児神経学、障害者医療。重症心身障害児者施設ソレイユ川崎施設長の傍ら、神奈川県の特別支援学校における医療的ケア支援システムづくりに参画。障害児者へのボランティア、ホームヘルパー事業を行うNPO法人の理事長を兼任する
山田章弘[ヤマダユキヒロ]
1937年生。横浜国立大学学芸学部卒。神奈川県立ゆうかり養護学校教諭を経て、神奈川県立中原養護学校において医療的ケアを必要とする子どもたちに出会う。神奈川新聞厚生文化事業団「車いす空の旅」、全国訪問教育研究会、全国肢体不自由児養護学校PTA連合会研究会などにかかわる。現在、神奈川県肢体不自由児協会理事長。平成17年度(第39回)「高木賞」
加藤洋子[カトウヨウコ]
1957年生。日本社会福祉事業大学社会福祉士専攻科卒。九州保健福祉大学院博士課程満期退学。川崎市多摩区役所総務企画課・地域療育センター障害児保育士・障害児レスパイトケアポトフの会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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