内容説明
モビリティーズ・スタディーズの決定版!!膨大なカネ、モノ、そしてヒトの移動が場所を大きく変えてきている現代。そこにひそむ課題群を“グローバリゼーション”と“ローカリティ”を切口に読み解く。
目次
1部 いま、何をどのように問うか―移動と場所をめぐるダイナミズム(移動はどのような場所を創り出してきたのか;移動からコミュニティを問う)
2部 混迷する時代をグローバルな諸相から読み解く―五つの問い(グローバリゼーションは社会にどのような課題を提起しているのか;国家と“他者”はどのように共存するか―開かれた国民国家は可能か;移動を通してみる“グローバル”と“ローカル”の交差の内実は;ポスト三・一一から立ち上がるコミュニティ・イシューとは;“地域”を学ぶことから“グローバル”を問い直す)
3部 再び、大きな問いに立ち返る―「民主主義、多文化主義、三・一一」(デモクラシーの危機;多文化主義の現在;福島原発災害とその後)
著者等紹介
伊豫谷登士翁[イヨタニトシオ]
一橋大学名誉教授
モーリス=スズキ,テッサ[モーリススズキ,テッサ] [Morris‐Suzuki,Tessa]
元オーストラリア国立大学・教授
吉原直樹[ヨシハラナオキ]
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院・教授/東北大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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