出版社内容情報
事実婚は「心と心の実質婚」!
3・11以降パートナーを求める気運は高まっているのに、日本の婚姻制度が時代遅れで重すぎるため、非婚化傾向は止まらない。愛の作家渡辺淳一が停滞する社会に鋭く切り込み、幸せの処方箋を提示する。
内容説明
日本の非婚化・少子化傾向が止まらない。生涯未婚率(五〇歳時の未婚率)は増加の一途で、男性は一八・九%(二〇一〇年)にものぼっている。相手を求める気持ちはあるものの、婚姻制度が時代遅れで重いものであるために人々に結婚を躊躇させ、幸せになる機会を奪っているのだ。事実婚は婚姻届を出さない結婚の形。結婚式を挙げたり一緒に暮らしたり、という点では法律婚と同じだが、入籍しないので姓は変わらず、相手の「家」から距離を置くこともできる。作家渡辺淳一が新しい結婚の形「事実婚」にスポットを当て、現代日本の愛と幸せを問い直す。
目次
事実婚とは
なぜ若い男女は結婚しないのか
変わりつつある結婚の形
事実婚のメリットとデメリット
対談 福島みずほ×渡辺淳一
体験記
女性たちとの座談会
男性事実婚者との対談
弁護士との対談
著者等紹介
渡辺淳一[ワタナベジュンイチ]
1933年北海道生まれ。医学博士。札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師に。医療のかたわら小説を執筆。70年『光と影』で第六三回直木賞受賞。『鈍感力』は一〇〇万部を超える大ベストセラーに。『孤舟』『天上紅蓮』などヒット作多数。2003年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
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ず〜みん
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赤い肉球